医学研究の話

学問は一生続くものです。これはどんな分野においてもあてはまることでしょう。医師の場合でも例外ではありません。たとえ医師になって病院で一人前に勤務ができるようになったとしても、それでも研究と探求とが続きます。何故なら大学の医学部では学べない、実際の患者や症状に触れてからでないと学べないことがたくさんあるからです。ですが病院、言わば医療の現場の第一線で働くことだけが医師の仕事ではありません。医師の国家試験に合格して、晴れて医師の資格を得ても、その働き場は病院や診療所等の医療施設だけとは限りません。実際の現場で医療の実践に携わる以外にも、医療の世界で働く方法はあるのです。中には医師の資格を取得した後も、まだまだ医療の分野に関する研究を続けていきたいという人も多くいることでしょう。医師になった後もそうした研究を続けることは可能なのです。
ところで医師も他の専門と同様、修士号そして博士号を取得することが可能です。一口に博士号といっても、それは一つの種類ではありません。医学の分野の博士過程には二種類あって、それぞれ過程博士、論文博士と呼ばれています。私達が一般に博士と聞いてイメージするように、大学院に通って修士・博士課程を学んで取得する博士を過程博士と呼んでいます。一方でそうではなく、論文を大学院に審査してもらい、それが認められることで取得できるのが論文博士と呼ばれる過程です。一般に過程博士の場合、修士を2年、博士を3年の合計5年間研究をすることとなり、そうして博士課程を終えることになります。ですが医学部は他の学部と少し異なっています。医学部の場合修士課程が無い代わりに、4年間の大学院博士課程と呼ばれる過程があります。これは他の学部の博士課程とは異なり、医学部を卒業した後数年経ってから入学することになります。
博士号にはいろいろな種類があることは皆さんもご存知かと思います。それらをざっと挙げてみても例えば法学博士、工学博士、理学博士、農学博士等といったところでしょうか。こうして見ても博士課程には多くの種類があります。ところでこれらの博士課程の中で、人数が最も多いのはどの専攻の博士か、皆さんはご存知でしょうか。数ある博士課程の修了者のうち、その中でも圧倒的に人数が多いのが実は医学博士なのです。それどころか医者のほぼ全員が博士過程修了者と言ってもいいのではないでしょうか。実際にはおよそ9割もの医師が過程博士、或いは論文博士のいずれかの方式で博士号を取得しているとも考えられます。
医師は資格であり、国家資格です。医師になることは当然ながら医師の資格を得ることです。従って医師を志すのなら、医学部を卒業し、毎年1回行われる医師国家試験に合格することが必要になります。ですが、医学博士となるとそれだけではなれません。博士と名前がついているくらいですから、当然ながら医学に関する研究をしなければなりません。ちなみに日本の場合は、遺伝子や動物を研究して医学博士になる人が非常に多くなっています。日本ではそうした基礎的な、または理論的な研究が比較的重視されているとされ、病院に勤務して実践の医療行為に携わる傍らで、長期間かけてそうした分野の研究を続ける医師が多いとされています。

面白いのはこうした医師、及び医師と博士課程に関する事情については、国によって随分異なるということです。例えば米国の場合は、日本とは異なり医学博士号を持つ医師の割合はぐっと低くなります。医師の仕事をするのなら、医師という資格だけ持っていればとりあえずいい、と考える人たちが多いようです。もし他に何か資格が欲しいというのなら、研究以外の道において資格を得ようとします。例を挙げてそれらの内容を説明すれば医療の仕組みや制度、保険制度、または病院の経営等といったところです。

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Last update:2019/9/3

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